介護の仕事で転職をする際、希望先の施設見学をすることはとても大切です。施設の方から「一度見学に来ませんか？」と声がかかることも少なくないでしょう。見学に行った先では、まず施設の職員の対応や振る舞い、話し方などをチェックします。これから先、一緒に働く仲間になるかもしれないため、とても大切なポイントです。雇ってもらう側だからと遠慮せず、しっかりチェックしましょう。職員全体に笑顔が少ない、話し方が早口でぶっきらぼうであるなどの特徴が見てとれるようであれば、仕事に疲弊していたり余裕が無いといったことが推察できます。逆に笑顔で話をしてくれる職員が多ければ、活力のある良い環境職場づくりができている施設だと推察できるでしょう。
次に見ておきたいのが、施設の建物や備品の状態についてです。新しい・古いという点は関係が無く、利用者のことを考えた状態を維持できているかどうかというところを見ておきます。故障や破損部分の修繕はされているかどうか、利用者の体が触れるソファーやイスなどは清潔に保たれているかどうかも含めてチェックします。利用者を大切にしている姿勢が目で見てわかる施設は、働き甲斐という点で大いに転職の検討材料になります。
最後に、施設責任者に対して、職員のチームワーク作りのために行っている具体的な取り組みを聞いてみるのも大切です。介護の仕事は、自分単独でできるものはほとんどありません。現場を見学させてもらえるなら、職員同士のチームワークがとれているかどうかは忘れずに確認したいポイントです。準備万端で施設見学に臨むならこちらもチェック⇒http://kaigonotenshoku.biz